№8 朋ちゃん初めての性感マッサージ!?
朋ちゃんから「私も受けに行ってみることにするよ」と連絡が入りました。
以前は「絶対私には無理ーーー!」と言っていたあの朋ちゃんがです 笑
人の感覚って全く変わるもんなんだなと、この時ほど思ったことはないくらいでした。
単に何か欲しいものを買うか買わないか?と言うような選択ではなく、もっと生理的で本能的な面での選択っていうのは、そうそう変わるものでもないと思っていました。
私の影響だとは思うのですが、それがいいのかよくないのか・・・・・・
で、朋ちゃんが受けに行くというお店は、№5で書いた記事のお店です。
私を担当してくれたセラピストさんの名前を朋ちゃんは知っていますが、あえて指名などせず(初回は出来ないみたいでした)に行ってくるとのことでした。
こういう時に改めて思ったのは、性感マッサージを受けに行く時のことを知っていてくれる人が身近にいることの安心感です。
万が一何かトラブルに巻き込まれた時は助けてくれるかもしれない・・・・・
そういう面では、私も朋ちゃんも少し積極的になれたのかなと思います。
で、朋ちゃんですが、生まれて初めてのオイルマッサージ。
しかもセラピストが女性ではなく男性。
いきなりで大丈夫なんかな?と思いましたが、こういう思い切りの良さが朋ちゃんらしいところです。
朋ちゃんのマッサージが終わってから、さっそく居酒屋で座談会です。
朋ちゃんの顔を見ると、いつもと変わらない澄ました顔でした。
もっと火照った顔を期待していたんですけど。
開口一番、どうだった?と聞くと
・・・・・・・・
何もかもが恥ずかしくて、全然マッサージにならなかった・・・・って。
セラピストがイケメンだったのが良かったのか悪かったのか、一気に人見知りを発揮したようです。
今からこのイケメンに乳を揉まれるのか?
アソコも触られるのか?
と思うと、もう逃げ出したくなるくらい恥ずかしくなったと。
で、着替えの時に紙ショーツを履くと、お毛けが少しはみ出てしまい、処理してくるのを忘れていたと。
マッサージが始まり、脚も腰も背中も、もういたるところがくすぐったくて笑いが止まらなくなってしまい、セラピストも、朋ちゃんを落ち着かせようとしたらしいのですが、イケメンにそんなことを言われている自分がさらに恥ずかしくなってしまったと。
で結局、オイルマッサージではなく整体メニューへ変更してもらったらしいです。
性感マッサージどころか、お肌への生タッチもなされないまま・・・
やっぱり朋ちゃんには、刺激が強すぎたんだなと思いました。
私は朋ちゃんに「いきなりの性感マッサージはやっぱり無理だろうから、普通のオイルマッサージにしたら?」と言うと
「そうだね。himeちゃんが行動できることだから、私も大丈夫だって思っちゃった」って。
おい!
私がどれだけ勇気を出して行動したと思ってるんだ!笑
まぁ、朋ちゃんのためだし、今度は私が朋ちゃんにぴったりのお店を探してあげようと思いました。
で、見つけたお店は、心斎〇にある、整体マッサージとオイルマッサージの両方を受けることのできる、男性セラピストのお店でした。
このお店で健全なメニューを朋ちゃんが受けたわけですが、今度も予想外の結果になったことを聞くことになりました。
この続きはまた次回。
№7 性感マッサージのお店を選ぶ基準
あれから、友人ともちょくちょく会ってご飯を食べながら性感マッサージの情報を話し合っていました。
友人は、朋ちゃんという真面目なんだけど、時には意外な行動を取るような女子友なんです。
SNSの中で、経理の仕事をしている人の集まりがあり、そこで知り合いました。
私が初めて朋ちゃんに性感マッサージを受けた話しをした時は、本当にビックリしてたみたいでしたが、その後は朋ちゃんの方が情報収集は積極的!
ご飯を食べながら二人で話あっている時は、周囲の人に聞かれると恥ずかしい内容なのに、朋ちゃんは全然臆することなく平気で話すので、逆に私が恥ずかしくなったくらいです。
かといって朋ちゃんは、実際に受けに行くのではなく、あくまでも情報収集をして、朋ちゃんなりの解釈を私に伝えてくれるだけです。
私が受けて感じたことを朋ちゃんに伝え、HPを見てその差がなんだったのか??
など、結構面白く分析してくれました。
私がその時に一番感じたことは、HPやブログの見栄えと技術や人間性は比例しないということでした。
この二つは全く異なる分野なので当然ですが、どうしてもHPの見栄えがいいと、技術も上手そうに思えますよね。
見栄えが良くても中身が無機質なものもあるし、逆に見栄えはイマイチでもセラピストの価値観などが伝わってくるものもあります。
このHPは、きっと業者さんが作ったんだろうな。ってのも感じるようになりました。
あのアナログおっさんセラピストが、こんなHPを作れるわけがない!
という勝手な思い込みですけれど(笑)
HPの中で、私が注意して見るようになったのは、
・人柄
・お客さんの感想
・費用
・資格の有無
・本業か副業か
・人柄
人柄は、HPを見てその人なりの人間性(安心感や楽しませてくれるようなドキドキ感など)を感じることができるか。ですね。
人柄を感じない場合は、施術も味気ないものになってしまうんじゃないかと思っています。
・お客さんの感想
これも重要ですね。
感想はありきたりの文章だと心に響きませんが、そのお客さんが感じた特長のある文章だと、こっちも妄想が広がっちゃいます。
その感想にセラピストさんも返信をしているようなのだと、さらにセラピストさんの人柄も分かるのでいいと思います。
時には感想が自作自演の可能性もあります。
それはもう自分自身でどう判断するかですけど。
あと、実際にお客さんの顔や身体の一部の写真をアップしているのも見かけますが、それって私はどうなのかなと思います。
撮影の許可を取っているんだと思いますが、自分の写真がアップされるのって、集客のために利用されている感があって何となくイヤです。
・費用
費用ですが、無料から高額なものまでピンキリですね。
無料っていうのは私は受けません。
施術料金が無料で、ホテル代だけ払ってください!ってのも除外します。
無料にすれば受けてくれるだろう。という男側の気持ちが見えますよね。
それに無料ってのは、タダなんだから何かあっても文句を言うなという、気持ちがあるのかなと感じてしまいます。
勉強のために今は無料です。というのならまだ分かりますが・・・・・
ただ、あまりに高額なのも???と思いますよね。
性感マッサージの料金って、時間の長さだけでなく内容や技術に比例して欲しいものですが、この判断は難しいです。
私の一つの判断基準は、10分1,000円です。
この前後だったら、普通の料金だと思います。
施術料金以外に、ホテル代やセラピストの交通費も掛かる場合があるので、トータルで考えればいいと思います。
・資格の有無
資格には整体師や、オイルマッサージの資格、アロマテラピーの資格など色々ありますね。
資格はあればいいに越したことはないですけれど、無いからダメというものでもないと思います。
私は、性感マッサージを受ける前、腰痛持ちで色んなマッサージを受けたことがあるのですが、資格があっても下手だったり、実は無資格だったことが後で分かったのですが、とても上手だったりなので、資格よりもキャリアかなと思います。
性感マッサージも、いつから始めているのか?施術経験人数はどれくらいなのか?の方を重視します。
2~3年くらいのキャリアや、施術人数が100人以上のキャリアがあれば大丈夫ではないでしょうか。
・本業か副業か
これはもう本業の方のほうが安心ですよね。
でも、性感マッサージを本業にするというのは無いかもしれません(笑)
整体やオイルマッサージを本業とされる人が、裏メニュー的に性感マッサージをしています。
というのが理想かなと思います。
こんな感じで選ぶ基準を持ち始めました。
次回は、朋ちゃん初めて性感マッサージを受ける!?です。
№6 性感マッサージの情報収集に変化
前回の№5の記事で書いたように、性感マッサージをとても楽しめて満足できるようになってきました。
性感マッサージになるのかどうか?というドキドキ感を味わうことで、気持ち的にもエッチな気分になれたし、そしてイクこともできたし、文字通り、心身ともに満たされました。
ここまでくるのに色々と失敗もしました。
私1人で行動していることなので、なかなか情報が無かったことも事実です。
ここで当時(2013年)の頃を振り返りたいと思います。
私が性感マッサージを探し始めたのは、2012年~2013年辺りでした。
性感マッサージをされている男性のセラピストは今よりももっと少なかったと思います。
何かここ数年で一気に増えたようですが、何かあったのでしょうか?
マッサージもののAVが出てきたってことを教えてくれたセラピストさんもいました。
あんなAVを見て、自分もできるんじゃないか?と思う輩もいるってことなんでしょうかね。
他には、普段は真面目に整体師として働く中、裏メニュー的に性感マッサージもやるという人も出てきたのかもしれません。
今でこそメジャーになった?性感マッサージですが、当時は私のように満足できる性感マッサージを密かに探していた女性って、どれくらいいたのかなと思います。
当時はネットで「性感マッサージ」と検索すると、男性向けの風俗情報ばかりが出てきていました。
さらに「女性向け」「女性専用」などで範囲を狭めると、お店は検索できましたが、何だか怪しげなホストっぽいお店だったりして、どれがいいのか正直分かりませんでした。
ある時、SNSで知り合った女性とご飯に行った時に、思い切って今までの私の行動をぶっちゃけて話してみました。
どんな失敗をしたかとか、どんなにドキドキして気持ち良かったかとか、全部話しました。
友達は最初、目を点にして聞いていたようでしたが、次第にとっても興味を持って聞いてくれたんです。
そんな女性向けの性感マッサージのサービスがあることも知らなかったし、私が貪るように1人でお店を探しながら受けていることにも衝撃を受けたようでした。
私は思い切って、一緒に受けに行かない?と誘ったんですけど、さすがに返事はノーでした。笑
でも今後は、私がどこか受けに行く時は事前に彼女に伝えてから行くことにしたんです。
お店の名前や場所、日時などを事前に彼女に伝えるということです。
彼女は笑いながらOKしてくれました。
万が一私に何かあれば、彼女が私を探し出してくれるかも?とお守りみたいなものでしたが、この時から私は、今まで以上に大胆に行動できるような気もしました。
その後、友人は自分なりに性感マッサージの情報を集めようとしたらしく(もしかして受けたいと思ったのか?)数日後に連絡が来たんです。
私と同じように性感マッサージを受けて、その結果や感想を書いている女性がいるよと。
yokoさんと仰る方です。
yokoさんのブログはとっても臨場感がありましたし、記事も読んでいてとてもハラハラしたり、爆笑するような面白い記事だったり、同感できる記事だったりで、この時「仲間がいた!」と、とても喜んだことを覚えています。
友人も、yokoさんのブログを読んでとても興味を持ったらしく、次はどこに受けに行くの?と興味津々で私に聞いてくるような感じになっていました。笑
私はぜひyokoさんと情報交換がしたい!
と思い、ブログにコメントを残すと返信も頂けました。
で、yokoさんが受けられたお店の情報を教えてもらおうと思い、お聞きしたんですけれど、そのお店の良し悪しは人それぞれだと思うので、個別には教えられませんという返事でした。
なのでyokoさんの記事のキーワードを頼りに自分で検索して探すしかないのかーと。
友人も色々と情報を探してもらえそうだったので、お願いすることにしました。
以後、私の新たなお店探しは、1人ではなく友人の検索情報やyokoさんのブログも参考にするというような感じになってゆきました。
№5 性感マッサージで初めて満足する
先日の経験が皮肉なことに、さらに性感マッサージにハマることとなってしまいました。
単純にテクニックだけで気持ち良くなるのではなく、その場のシチュエーションを、もっと求めてみたいと思うようになりました。
それは「流れの中で性感マッサージになってゆくのか、そうではないのか?」という、ドキドキ感を味わうということです。
時々見るマッサージのAVなんかでも、そういう流れがあるみたいですね。
例えば、肩こり解消のために肩をマッサージされている時に、次第に手が胸元に降りてきて、お客さんは何か怪しいなと思いながら様子を見ていると・・・・
胸を触り出され、拒みながらもどんどんエスカレートしてゆき・・・・
紙ブラを剥がされた胸をオイルまみれで揉みしだかれて、もうすっごく気持ち良くなってしまう・・・・・
というような。
AVではヤラセの可能性がありますが、リアルな場面でこういう流れになるのってとっても興奮しそうだな。
そう思ったんです。
そんなお店を探してみよう。
で、見つけたのが男性セラピストが在籍する女性専用のサロンでした。
HPには
「通常のマッサージやリラクゼーションエステでは物足りないお客様のための女性専用の隠れ家的な完全個室サロンです。 落ち着いた雰囲気の男性専門スタッフがお客様のご要望にあらゆる技術でお応えします」
と書いてありました。
メニューには、性感を匂わせるものは全くなかったのですが、完全個室サロンということで、もし性感になっても周囲にバレないかな?と、思いながら予約をしました。
コースは240分です。
4時間・・・
普通全身のマッサージだと2時間あれば十分だと思うのですが、それが倍の4時間ということは、性感もやってくれるのかも。と淡い期待を持ちました。
当日です。
出迎えてくれたセラピストは、なかなかのイケメン。
話し方も凄くソフトで、耳に心地よく響きます。
期待しました。
着替えは紙ショーツと紙ブラを付けます。
私の苦手な紙ショーツです。
全裸でもいいですか?と聞きたかったんですが、初回だしそのまま履くことにしました。
オイルマッサージなのですが、セラピストさんの温かくて大きな手が、私の身体にピタッと密着して、とっても気持ち良かったです。
十分トレーニングをされているなという感じがしました。
仰向けになり、脚をマッサージしてもらっている際から、何となく雰囲気が変わってきました。
脚の付け根辺りに手が上がってきた時を境に、下へ降りる直前、指先が紙ショーツの縁をなぞってゆく感じで、もう少し奥までいけば、アソコに触れるくらいの位置です。
紙ショーツの縁に指が触れる時だけ、スピードがとてもスローになり、さらに指先も1本ずつ触れてゆくようになってきます。
あ、これはもしかして焦らされてる?
と思いながら、心持ち両足を広げてみました。
すると、徐々にですが指先は間違いなく紙ショーツの中まで、伸びてきている感じがしました。
その焦らされ感に私は思わず吐息が出てしまいます。
その吐息でセラピストはスイッチが入ったのか、もう完全に紙ショーツの中まで、指を入れてくるようになりました。
既にアソコは濡れていました。
指がアソコに触れた際のピチャという音が私にも聞こえます。
とっても恥ずかしくなりましたが、こういう流れを求めていたので、むしろとても嬉しくなってきました。
その後のことは、もうおぼろげな記憶しか残っていません。
はっきりと覚えているのは、数回イクことが出来たってことです。
これぞ、私が求めていた性感マッサージ。
お店はそんな雰囲気を全く出していないのに、性感までやってくれるサービスがある。
明らかに性感マッサージを受けに行くというリスキーな行動ではなく、お店に行ってみると、自然にそういう流れになり、とっても気持ち良くしてもらった。
私は初めて自分の行動が肯定されたような気分になりました。
だって今までの経験って、恥ずかしくて人に言えないようなものだったし、自分でも何だか変なことしているなという恥ずかしさがありました。
今回の満足で、今までの失敗がチャラになったように思えたことも事実です。
やっと、私自身が満足できるお店を見つけた。
とても嬉しく思いながら、その日の夜は熟睡したのでした。
№4 荒れた気持ちを出張マッサージ師にゆだねる
私は、本当に何をしているんだろう。
女性専用性感マッサージなんて、単に男が自分の欲求を満たすためのもので、女性に優しいものじゃないんだ。
№3で書いたような経験をし、私は本当にバカだなと思ってしまいました。
こんなバカなことをしている女って、日本には私しかいないんじゃないかな。
誰かに全部話しても、慰めてもらえるような話でもないし、完全に自分の責任だ。
と、今まで感じたことのないくらいの自己嫌悪に陥っていました。
でも、自分の行動を少しでも肯定したい?思いになったのか、
どうしてもマッサージで満足したいという気分になってしまったんです。
ホテルの部屋にあった、出張マッサージのチラシ。
これを頼もうと、何も考えずに即効TEL。
TELに出た人に「できるだけ上手な男性のマッサージ師をお願いします」と伝えます。
「できるだけ上手な」には、マッサージだけでなく性感も・・・
という意味が込められていたのですが、このお店は健全なマッサージ屋さんだったのでそこまで言葉にして言えず・・・
15分ほどして現れたマッサージ師さんは、30代前半?くらいで、とっても優しそうで中性的でほっそりとした、アンガールズ山根君似の男性でした。
話し方は物腰柔らかく、もしかするとおネエかと思えるくらいなよなよした方でした。
ホントにこの人、上手なのかな??
そう思わせてしまう山根君でした。
で、マッサージ開始です。
私はガウンを着たまま、ベッドにうつ伏せになります。
その時に思い出したのですが、さっきの自意識過剰エセセラピストに、マッサージしてもらっている時から、下着をつけていなかったままでした。
これどうなんだろう??
山根君は施術中に私がノーパンだということに気付くだろうな。
その時に山根君はどんな反応をするんだろう?
そう考えていると、何だか凄くドキドキしてきたのです。
イケメンでもなく、マッサージも上手そうでないこんな男性でも(ごめんなさい)私は反応してしまうのかな?
マッサージは肩から始まりました。
さっきのエセセラピストは下手だったマッサージが、山根君になると、とても自然で力みのない、とっても心地良いものでした。
あ、この人ホントに上手だ。
直観で感じました。
肩から背中、腰へ部位が下りてゆきます。
腰に来た時は、ガウン超しにノーパンなことに気付いたのかどうか分からないくらい、自然な流れで進んでゆきました。
マッサージはとっても上手。
リズムがゆったりとしていて私の呼吸に合うようなイメージで、さっきまでの荒れた気分がスッと落ち着いてゆくようでした。
腰からお尻に行くのかと思いきや、山根君は脚へ移動。
足裏から徐々に太ももへ上がってゆきます。
太ももの付け根当りをグイーッと押してくれた時に、山根君の指先が、ガウン越しに太ももの内側に入った瞬間があり、思わずピクッとなってしまいました。
特にそんなにヤバいタッチでもないのに。
山根君は「あ、痛かったですか?」と言い、私は「いえ、全然大丈夫です・・・・」と返答。
その時、あ、私もしかして敏感になっているかも・・・そう思うと、もうアソコが潤っていることに気づきました。
仰向けになり、脚のマッサージになります。
片足をくの字に曲げて、太ももを押えるようなマッサージになった時、ガウンの裾から、もしかするとアソコが見えたんじゃないかなと思いました。
山根君は全く動じずにマッサージを続けます。
この、くの字に曲げた太ももの内側をグイーッと押してもらうのが、とっても気持ち良くって、私は「ここ気持ちいいですねー」と思わず言ってしまう程でした。
山根君は「じゃあもう少し続けましょうか」と言いながら、何度も押してくれます。
この時に私は、このままもっときわどいところまでタッチして欲しいという気分が、一気に高まります。
「もっと中の方まで押してもらえますか?」というと、山根君は「はい、分かりました」と言いながら、バスタオルをガウンの上から股間周辺に掛け直して、続けてくれました。
あ、きっと私がノーパンだったことに気付いていて、タオルを掛け直して見えないようにしてくれたんだなと感じました。
そけい部を押してもらうと、本当に気持ち良くて「あぁー」と声が漏れます。
山根君はそのまま何も言わず、そけい部周辺の位置をずらしながら、押し続けてくれました。
タオル越しの山根君の柔らかい手に、私は我慢ができなくなり「タオルを取って直に押してもらえますか?」というと、山根君は「え、見えちゃいますよー」と笑いながらの返答。
断られたか・・・と諦めと恥ずかしモードになりましたが、山根君は手を休める感じはなく、そのまま少しずつタオルを上げてゆきます。
え、ホントに?と期待感に包まれながらも、下腹部は完全に露わになりました。
「じゃあ、直に押しますよ」と山根君の静かな声に「お願いします・・・」と私。
そけい部から身体の中心に向かい、恥骨辺りまで手が移動してきます。
温かい手に押してもらうと、どんどん潤ってくるような気がしてきます。
もうここまで来ると、私は自分を止められませんでした。
「優しく触って下さい」と言うと、山根君は「・・・内緒ですよ」といい、そっとクリトリスに指先を当ててくれます。
その瞬間、私は全身に電気が走ったように硬直しました。
山根君は、指先でクリトリスをツンツンしたり、軽く押え込むようにしたりと、見かけによらずテクニシャン。
私のアソコからは、愛液が溢れ出しお尻を伝って、ガウンやシーツまで流れているだろうなと思いました。
私は「上手ですね。もっと気持ち良くして欲しいです」というと、指を中へ少しずつ入れてくれます。
体型からは想像できない、意外に太い指だったような記憶があるのですが、入口付近を上下左右にゆっくりと撫でまわしてくれて、これがとっても気持ち良かったんです。
そのうち、指先は奥へ。
いわゆるGスポットを刺激され、何だかおしっこが出そうになりながら、恥ずかしさと感度も凄く高まって、「私もうダメです」と言ってしまいました。
山根君におねだりしようと思い、山根君の太ももを触り出すと「ごめんなさい。時間オーバーしてしまいます」と言われます。
「延長できますか?」と聞くと、「次のお客さんが入っているんです」と言われてしまいました。
「なので、時間ギリギリまでサービスしますね」と言いながら、Gスポットとクリトリスを同時にタッチしてくれ、私は久々にイクことが出来ました。
私はさっきまでのエセセラピストと過ごした悪夢の時とは逆に、こんな形でイカされるなんて・・・
予想もしなかった流れに何だか不思議な感じがして、山根君を「ありがとう」と見送りながら、充足した気持ちで、その夜は1人で熟睡しました。
翌日になり、昨夜のことを振り返ります。
性感メニューを受ける流れで性感にならず、性感メニューではないのに性感を受ける。
昨夜はこういう流れでした。
性感になる流れが最初から分かっているよりも、もしかして性感になるかも・・・
というような期待感に包まれている方が、自分自身の気持ちが高ぶるんじゃないかな?
そう思いました。
まさに昨日の山根君は、最初は性感メニューなんて全くないサービスだったわけで、私が誘ったから?あんな流れになったわけです。
マッサージって人と人の交流だから、普通のマッサージ屋さんでも場合によってはサービス内容も変わってくるものなのかな?と改めて感じました。
と同時に、単に性感への流れにドキドキしただけではなく、自分の気持ち次第で、感度は変わることも事実だなと思いました。
もし昨日、いきなり山根君にマッサージを頼んでいたら、ここまで期待しなかったかもしれません。
今日はこんな残念な出来事があり、自分の気持ちが荒れていたからこそ、人肌恋しくなり、山根君に強く反応してしまったんじゃないか?
山根君には申し訳ないけれど、正直そんな気持ちになりました。
今回の経験によって、今後受けるマッサージは、性感メニューではなく、普通のマッサージから性感になるような、ドキドキ感を感じられそうなお店をチョイスしてみようと思いました。
№3 出張型 自意識過剰セラピストに大失敗!!
性感マッサージ体験の3回目は出張型。
1回目、2回目ともお店での施術。
お店だと安心できるという風に思っていたけれど、お店ってのはこちら側からしたら完全にアウェイなわけで、もしかすると盗撮されている可能性もあるのかな?
と思ってしまいました。
今までの2回でそんな気配はなかったけれども、次はお店以外でチャレンジしてみようと思いました。
お店以外だと、自宅に出張してもらったり、ホテルに来てもらったりというのが主流のようです。
自宅は移動しなくていいので楽チンだけど、自宅を知られるのは嫌だ。
ホテルならビジネスホテルかラブホだけど、ラブホの場合は、一緒に二人で入るってことよね?
うーん、それって恥ずかしいし何か抵抗がある。
じゃあビジネスホテルか。
ということで、自宅の側にあるア〇ホテルを使ってみようかなと思いました。
調べてみると、平日の夜って意外に混んでいて、予約も一泊するプランしかない。
10,000円ほど掛かるけれど、自分で予約するわけだし、もし部屋で何かあってもフロントへ駈け込めば大丈夫かな。と思うと安心料としては安いものかなと思いました。
前置きが長くなりましたが、今回依頼したのは前から気になっていたセクシャルエステと銘打って、しっかりとHPが作られているサイトでした。
自己紹介には、年間150人以上を相手し、事前に十分なコミュニケーションをとってからお互い納得した上で、お相手させてもらっているなどと書いてありました。
セラピストさんのイメージは、少しワイルドそうな感じだけれど、悪いイメージではありませんでした。
事前に十分なコミュニケーションを取ってからと書いてあったけれど、いきなり予約をしてもいいのかな?日時とメニューを書いて、予約メールをしてみました。
私個人的には、十分なコミュニケーションはあればいいけれど、絶対に必要なものでもなかったので、もし面倒なやりとりが続くようだったら、断ればいいやと思っていました。
セラピストさんから返信が来て、承知しましたとのこと。
すんなりと予約OKでした(笑)
ホテルを予約し、当日は約束の時間より早めにチェックインし、シャワーを浴びて準備しました。
部屋は狭くて、ベッドの周囲も歩くのがやっとという感じ。
約束の時間になり、セラピストさん到着。
狭い部屋でごめんなさいと謝っても「全然大丈夫ですよ」と笑顔。
ベッドに並んで座り、さっそくメニューの説明を受ける。
指入れのレベル(指の本数)や他の穴へのマッサージや、舌使いのことまでいっぱい言われてしまい、何だかわけが分からなくなってしまいそうになりました。
私としては痛いのはイヤだということと、舌使いはNGとしました。
舌使いって確かに気持ちいいけれど、この人に舐められるのって、ちょっと・・・
と思ってしまいました。
口の周りにヒゲがあったんですよね。
きっとヒゲがチクチクしてイヤかも・・・・と思ってしまったんです。
すると「舌はこんな感じで動くんですよ」と
舌先を高速でレロレロと動かして見せてくれたんですが、
私的にはキモくて余計にアウト!でした(笑)
「せっかくなので胸だけでもいかがですか?」と粘り強く言われましたがお断りしました。
「みなさん、喜んでもらえるのに残念です」と。
自意識過剰だなと思いました。
女性って、自慢されると凄いねーと言ってあげても、本心では逆のことを思っていたりするのが多いですけど、そういう女性心理を分かっていないんだなと思いました。
特に女性を相手にするこういう仕事をしているのなら、単にテクだけじゃなく、心理的に導いてくれる人こそが、セラピストなんじゃないの?
と言いたくもなりましたが、今から始まる施術前に気分を害してもしょうがないので、そのままに。
施術が始まります。
ベッドが狭いためか、セラピストさんも自分の体の位置をどこに持ってくるのかで、何かやりにくそうでした。
そのせいか、圧が横に逃げているような感じでちっとも気持ちよくない。
背中とかも背骨の上に乗られたりして痛いこともありました。
これは場所選びで失敗したかも。
性感で気持ちよくしてもらうのを期待するしかないか。と思っていました。
ところが一向に性感になりそうな雰囲気にならない。
お尻や太もも辺りでも浅目の指使いで、きわどいところへのタッチも全く無さそうな雰囲気。
うつ伏せから仰向けになっても、その雰囲気ナシで、一体いつ始まるんだろう?・・・
最後に一気に来るのかなと思いつつ、結局そのまま終了となりビックリ!
えっ・・・・
「性感マッサージは?」と聞くと
「前半の整体マッサージが上手くできず、僕もhimeさんもこのままのイメージのままだと性感マッサージに入ってゆくことが出来なかったと思います」
とのこと。
確かに私の気持ちもそんな感じだったけれど、あなたが決められたメニューを放棄してどうするの!?
「整体もきちんとできませんでしたし、性感での僕の得意な舌技なども使うシーンがないのは、僕がお相手する意味がありません」と。
絶句しました。
こいつ本心で言っているのか?
それとも舌使いを断った私への嫌がらせか?
あっけにとられ、「じゃあすぐに出て行ってください」といい、料金を払おうとしたら「お金はいりませんので」と告げられ、出ていきました。
しばらく放心状態でした。
無責任なセラピスト。
自己嫌悪。
私はいったい何をしているんだろう。
あまりのむしゃくしゃした気分に、何か切り替えることをしなければ!
と思い、ホテルと提携している?マッサージのチラシを部屋に見つけ、これを呼ぼうと思いました。
こちらは次回の№4で。
今回のセラピスト、本当に頭に来ました。
何が年間150人相手だ!
何が十分なコミュニケーションだ!
HPの充実度と実際の上手さや人間性は比例しない。
当たり前か。
私が満足する性感マッサージを受けれる日は本当に来るのかしら?
№2 和風個室サロンでの性感マッサージ
2回目の性感マッサージです。
お店は「女性専用性感マッサージ」をしていると、HPではっきりと謳っていたお店です。
セラピストのイメージ写真もありました(顔はなかったですが)
前回の反省を踏まえ、今度はマッサージをしてくれる男性をしっかりと選んでみようと思いました。
つまりイケメンというか、それなりにかっこいいセラピストを選んでみて、性感マッサージを受ける雰囲気も重視してみようと。
前回私を相手にしてくれた方は、見た目はあまりよくないおじさんでした。
性感マッサージを受けるには、見た目や顔はあまり気にしなくていいんじゃないかなと思っていたのですが、実際はそうでもなかった気がしました。
きっと普通の女性なら見た目を気にするのかもしれません。
でも私は基本的に男性に対して、生理的にダメなタイプってそんなにないんです。
友達にも変態扱いされたこともあります(笑)
と言いながらも、2回目は少し相手のことも重視してみようと思ったわけです。
HPでは、スーツ姿の上半身が写っていて、体型もがっしりとしていて、身長体重も載っていました。
イケメンのイメージがビンビンと伝わってきました。
で、予約のメールを打ちます。
メニューは90分ボディオイルマッサージ+性感マッサージ付き
翌日返信が来ました。
年齢と体型を教えて下さいと書いてありました。
その時は特に気にもせず、普通に返信したのですが、このお店以外に後に受けたお店からも、同様に年齢や体型などを聞かれることが多かったんです。
年齢や体型を聞くってどうなんでしょうね。
マッサージを受ける側としては、こういうことを聞かれて気持ちいいものではないし、
むしろそれを聞くことに、何の意味があるのか?
お店は、単に客の選り好みをしているだけではないのかな?
と思います。
予約当日です。
お店は一軒家の一部屋をサロンに改装したような感じでした。
サロンは洋風ではなく、和風をイメージしていて、悪く言えば昭和?のイメージでした。
お相手してくれる男性は、HPに出ていた彼だと思うのですが、椎名桔平似のなかなかのイケメン。
ほどよく肩幅もあって、Tシャツが似合いそうな清潔感のある方でした。
今からこんなイケメンに触られるのか・・・
と思うと、急に恥ずかしさがこみあげてきて、逆に性感マッサージに集中できるのかな?
という不安も出てしまいました。
ウエルカムティーを飲みながら、カウンセリングを受けます。
「本日お相手させて頂きます、Fです」
「予想していたよりもずっと可愛い方で安心しました」
と言われます。
「可愛いと言われて嬉しいですけど、マッサージを受けるのに容姿は関係ないと思うんですけど」
と笑いながら言うと、
「今からのマッサージに入ってゆく気分が違いますよ」
と言われました。
「じゃあ、サービスいっぱいして下さいね」と言った覚えがあるのですが
それが、この後のミスにつながったのかなと思っています。
このお店では、紙ショーツは無しで、全裸の状態に大きなバスタオル1枚で
全身を覆うような感じでした。
全裸にタオル1枚ってのも、何だか不安だなと思いましたが、カサカサする紙ショーツよりも気分的には楽だなと思いました。
オイルを使ったうつ伏せのマッサージから開始です。
本格的なオイルマッサージってのも、これが初めてだったのですが、
背中とかお尻などの、広い面で受けるマッサージは純粋に気持ちいいものでした。
Fさんの大きな手に包まれているようで、気分はほっこりとしてきました。
途中で眠くなってきたのでウトウトとしていた時に、
Fさんから
「バスト大きいですね。何カップですか?」と言われ
半分寝ていた私は聞きもらしてしまったようで、もう一度聞くと
「うつ伏せになっていても、横からバストが大きくはみ出ているので」と言われました(笑)
ここで答えを逸らしてもしょうがないので、「Fです」と答えました。
「肩こりになったりしませんか」というような質問を受けていると
うつ伏せ時の脇から出ている横乳?を手のひら全体で包み込むようにマッサージしてくれます。
これが凄くくすぐったかったので、体をよじって笑いながら「私、そこ弱いんです」と言い、その場では許してもらえたのですが、何度も横乳を触ってこられては、体をよじって逃げるの繰り返しになり、まともなマッサージではなくなっていました。
Fさんも、諦めたのか?次は仰向けになります。
仰向けでも、胸元から下はタオルで覆われます。
Fさんから「デコルテをマッサージしますね」と言われ、
タオルを少し下げて鎖骨あたりをオイルマッサージしてもらいます。
デコルテが終わったのか、いきなり、さっとタオルを上げられ、上半身が丸見えになります。
一瞬、ビックリしました。
せめて「タオルを取りますね」くらいは言って欲しいなと思います。
そして、オイルを多めに手に取ったのか、手のひらで馴染ませる音がピチャピチャと大きく聞こえると、バスト全体にオイルを付けながら、「やっぱり大きいですね」という言葉がFさんから出てきます。
私は基本的に胸はあまり感じないと思っていたのですが、前回のおじさん整体師の時でもあったように、胸をオイル攻めにされると感じてしまうんだなーと改めて分かりました。
私の頭側からFさんが手を伸ばし、両方の胸を大きく、時には強くオイルまみれになりながらのモミモミが、10分くらい続いたと思います。
目をつぶりながら、声を抑えて気持ち良さを楽しんでいたのですが、突然Fさんが私の乳首を口に含みました。
え!と思ったのですが、でも気持ちいいのでそのままに・・・
温かい舌先で乳首を転がしてくれ、とろけるような感覚になりました。
すると、Fさんは「もっといっぱいサービスをしますね」と言い、私の手をFさんの股間に持っていきました。
カチカチになっている股間を触らされたのですが、目をつぶったまま、椎名桔平の股間を触っているんだ・・・・
なんて妄想していると(笑)、Fさんから「これ欲しいですか?」と囁かれます。
その時に私は我に返りました。
あ、このままだとエッチしてしまう!
そこで私は冷静に「いえ、いりません」と答え、ベッドから起き上がりました。
するとFさんは「いっぱいサービスして下さいって言ってましたよね?」と言います。
私は「確かに言いましたけど、サービスの意味が違いますよ。マッサージとしてのサービスをお願いしたのであって、SEXして欲しいのではないです」
とはっきり言いました。
するFさんは「今までどのお客さんも最後まで求められましたよ」と。
確かに普通のお客さんは、そうなのかもしれません。
私はSEXが嫌いなわけではないし、むしろ好きだと思います。
でも、性感マッサージはあくまでもマッサージであって、SEXで体をイカせるのとは別のイメージがあります。
私はSEX以外のテクニックや接客態度などで、快楽を感じたいと思っています。
私が、「いっぱいサービスして下さいね」と言った言葉がダメだったのかな。
その場の雰囲気は、一気に険悪になってしまったので、さっさと着替え、お金を払ってお店を出ました。
Fさんは、確かにイケメンでした。
マッサージの技術は、まあまあ。
でも、最後まで求めようとしてきた態度が残念でした。
1回目のエロ親父は、技術は良かったけれど容姿に少し難あり(笑)
2回目のFさんは、イケメンだけど、技術は1回目以下で、さらにやりチン(笑)
私を満たしてくれるお店ってなかなか見つけられないんじゃないかな。
そんな不安に包まれてしまった日でした。